西表島の本

西表島をもっと知りたいあなたのために、歴史・民俗・自然を知るための本を紹介しましょう。現在入手ができる本を中心に紹介します。

西表島全般

ヤマナ・カーラ・スナ・ピトゥ 西表島エコツーリズム・ガイドブック

西表島の自然や文化・歴史をコンパクトにまとめた一冊。観光ガイドブックでは知ることのできない、西表島の姿を知ることができるでしょう。
一般書店では入手困難です。入手希望の場合は、西表島エコツーリズム協会へ直接問い合わせてみてください。通信販売をしています。
(出版/西表島エコツーリズム協会 出版年/1994年 価格/2500円)

いのちはみんなつながっている−西表生態学−

テレビでおなじみの千石先生が西表島の動植物をたくさんの写真とともに紹介しています。西表島の自然をよりいっそう深く理解することができるでしょう。
(著者/千石正一 出版/朝日新聞社(朝日文庫) 出版年/2004年 価格/900円)

動植物の図鑑

西表島フィールド図鑑

西表島で観察できる陸上の動植物をまとめた図鑑。まず最初に、西表島の自然の概要や自然観察のポイントが書いてあり、この部分だけでも読み応えあり。よく目にする陸上動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・昆虫類)はほぼ網羅していて、この一冊で十分。川や干潟で見られる魚類が載っていないのが残念。あと植物の掲載数が少ないのも残念。著者の横塚さんは、西表島に住んでいたこともある写真家で、イリオモテヤマネコの写真集も出しています。
(著者/横塚眞己人 出版/実業之日本社 出版年/2004年 価格/2100円)

フィールドガイド 沖縄の生きものたち

山・川・森・磯ととにかくたくさんの生きものが紹介されている図鑑。コンパクトだし、沖縄の自然観察には必携です。
(著者/沖縄生物教育研究会 出版/新星出版 出版年/2004年 価格/1905円)

琉球弧・野山の花 from AMAMI

奄美大島に在住の著者が取りためた写真を元に作った植物図鑑。奄美群島と沖縄本島の植物を中心にまとめてあります。
一般的な植物図鑑では、沖縄でしか見られない植物は載っていなかったりします。では現地沖縄県で発行された植物の図鑑はというと、現在、容易に入手できる沖縄の植物図鑑はほとんどありません。この本はその数少ない一つで、よくできています。しかし、奄美群島の植物が中心になっていることから、西表島など八重山諸島のみに分布している種類については扱われていないのが残念。でもかなり役に立ちます。
(著者/片野田逸朗 出版/南方新社 出版年/1999年 価格/3045円)

沖縄の野山を楽しむ 植物の本

沖縄でよく見かける樹木を中心に紹介しています。姉妹本に磯の自然観察の本もあります。
(著者/屋比久壮実 出版/アクアコーラル企画 出版年/2004年 価格/1480円)

フィールドガイド 沖縄のシダ植物

122種が掲載され、この1冊で沖縄のシダはほぼOK。残念なのは、写真が美しくないこと。印刷上の問題なのか、写真が全般的に赤みがかっています。あと沖縄県外では入手困難であろうこと。
(著者/島袋守成・糸数多寿子 出版/沖縄環境経済研究所 出版年/2004年 価格/1500円)

沖縄の野鳥

沖縄県で記録された野鳥の図鑑。正式に記録として認められない珍しい野鳥の写真も載ってます。沖縄でバードウォッチングをするなら、持っておきたい一冊。
(著者/沖縄野鳥研究会 出版/新報出版 出版年/2002年 価格/2600円)

生態写真で見る 沖縄の蝶

沖縄で観察できるチョウの図鑑。生態写真が中心で、卵・幼虫・蛹の写真も多数収録してあります。
(著者/具志堅猛他 出版/琉宮城蝶々園 出版年/1999年 価格/2572円)

西表島の歴史

沖縄・西表炭坑史

歴史に埋もれていた西表の炭坑の歴史を掘り起こした三木健さんが書いた西表島の炭坑についての通史。資料が少なく、史実のはっきりしないことの多い中、炭坑の歴史をコンパクトにまとめています。西表炭坑の歴史を概観するのによい本です。
(著者/三木健 出版/日本経済評論社 出版年/1996年 価格/2310円)

新装版 西表炭坑 写真集

西表島の炭坑に関わる写真を広く集めた本。当時の写真と現在の状況を見比べると時の流れを感じさせます。ながく品切れでしたが、最近ニライ社から復刊され、手に入れやすくなりました。
(著者/三木健 出版/ニライ社 出版年/1986年 価格/2625円)

西表島の民俗


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