マングローブの育て方

マングローブ◆マングローブとは、亜熱帯から熱帯地方の感潮域の上部に生育する植物の総称です。 日本国内には、オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギモドキ・ヒルギダマシ・ マヤプシキ・ニッパヤシの7種類のマングローブ植物が生育しているとされています。西表島には、その7種類すべてが自生しています。

 マングローブの植物は、特殊な環境で生育しているため、他の植物では見られない「胎生種子」で増える種類が多くあります。「胎生種子」とは、親の木についたまま胚が成長し苗の状態になるもので、「胎生芽」とも呼ばれます。西表島で最も一般的に見られるオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギは胎生種子をつけるヒルギ類です。

◆ヒルギ類の胎生種子の育て方を説明しましょう。ヒルギ類の胎生種子は、海水でも淡水でも育てることができます。

 水だけで育てる場合は、コップやビンなどのできれば不透明な容器に水を入れて、上下を間違えないように入れます。一ヶ月から二ヶ月で芽が伸びてきます。水が無くなると枯れますので、水を絶やさないようにしてください。できれば年に1〜2度、液肥を入れてあげます。

 大きく育てたい場合は、底に穴があいていない大きなビンや壷状の容器に砂や土を入れて育てます。植木鉢の場合には、皿などで受けて砂が乾かないようにして下さい。砂が乾くと枯れやすいので、水を切らさないように注意してください。年数回、肥料をやり、日当たりの良い暖かい場所に置いてください。根を傷つけると枯れやすいので、植え替えるときには、注意してください。

 胎生種子の上下がわからなくなった場合は、胎生種子を水に浮かべてみましょう。上になった方から芽が出て、下になった方から根が出ます。


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