古見岳は西表島の最高峰。標高は469.5mです。西表島で一番偉い神様がいるといわれている山です。入山者は少なく、他の登山者とすれ違うことはまずありません。西表島ならではの植物もたくさん見ることができます。
登山口は古見と美原の集落の間にある県道脇の広場。広場から坂を下り、少し歩くと相良川に出ます。
相良川を何回も渡河しながら、川に沿って上流へ向かって歩きます。平坦で、比較的歩きやすい道です。大きなドングリのなるオキナワウラジロガシの大木や幹に直接実をつけるギランイヌビワの大木などを観察しながら歩きます。
1時間20分ほど歩いた地点から尾根を登りはじめます。30分ほど急な坂を直登します。高低差200m。途中、見通しのきく伐開地で一休み。相良川上流にある滝が見えます。
尾根にあがると、比較的なだらかな稜線部を45〜60分歩きます。小さな沢をいくつか越え、再び相良川の上流部の沢を歩きます。この沢が大変滑りやすく、要注意。沢を登り切ると山の鞍部に出ます。そこからリュウキュウチクの竹林の中を歩くと、古見岳の頂上に到着です。
頂上からは黒島や新城島などの八重山の島々を見渡すことができます。運がいいと波照間島が見えます。
頂上で昼食と休憩をとり、元来た道を戻ります。
登山口に帰着後、時間の余裕がある場合、西表野生生物保護センター見学・古見のサキシマスオウノキ群落観察・後良川のマングローブ林観察などを行います。
往路
9:30 登山口発・相良川に沿って歩行→10:50 急登始まり→11:30 急登終わり→12:15 古見岳頂上着
復路
13:00 頂上発→13:45 急降下始まり→14:15 急降下終了・相良川沿いに歩行→15:30 登山口着
2024年2月1日からの新料金(税込み)
3名〜 | 22,000円 |
2名 | 25,300円 |
1名 | 33,000円 |